ポケモンGO 開発者 配信前、ゲーム業界関係者を対象フィールドテストを行ったら ビジネスとして成立しないと言われる
世界中で爆発的な人気を呼んだスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」について、
開発にかかわった株式会社「ポケモン」の
宇都宮崇人専務執行役員と米ナイアンティックの川島優志アジア統括本部長にインタビュー
川島氏「ゲームを外に出るきっかけにしたいと考えていた。私たちのもとには、
子供たちがポケモンGOで外に出るようになったという手紙が各国から寄せられている」
(配信してすぐに空前のヒットとなったが、予想していた?)
宇都宮氏「とんでもない、むしろ配信前は受け入れてもらえるかどうか不安だった」 川島氏「私も不安だった。配信前にゲーム業界の関係者を対象にフィールドテストを行ったが、 あまり評判が良くなくて…(笑)」 宇都宮氏「ビジネスとして成功しないとも言われました(笑)。 しかし、私の不安を和らげてくれたのは、私の6歳の娘の一言だった。 娘と一緒にテストをしてみたら、『ポケモンって、本当にいたんだね』と言ってくれて…。
サンタクロースを信じている子供たちに夢があるように、ポケモンが存在すると思う子供たちが増えることはとても素晴らしいことだと思う。そういう夢のある世界こそ、私たちが目指しているもの。たとえビジネスとして成功しなくても、ポケモンGOを世に出すことに意義があると確信した」
(困った想定外もあったのでは?)
宇都宮氏「いわゆる歩きスマホなどによるトラブル報道もあったので、観光施設などから敷地内にポケモンが出現しないようにしてほしいという要請も複数あった。ただ、趣旨を説明すると理解してくれて、要請を取り下げたところもある」
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160911/bsj1609111705001-n1.htm